外出時のインスリン注射。人目が気になるならインスリンポンプが解決!

糖尿病でインスリン注射をしている方の中には、「外出先でのインスリン注射が大変」、「外食の時にどこでインスリン注射をすればよいかわからない」、「人目が気になる」という悩みをお持ちの方も多いようです。

そこで今回は、外出時のインスリン注射の悩みを解決するインスリンポンプの基本知識、メリットとデメリット、費用などについて、ご紹介します。

 

インスリンポンプとは?

糖尿病のインスリンポンプー画像

インスリンポンプは、インスリン注射に代わるインスリン注入機器として注目されている小型の医療機器です。

皮下に留置された細いチューブを通して、インスリンを持続的に注入します。

インスリンポンプの大きさは、小型の携帯音楽プレーヤーほどなので、ベルトの上や衣服のポケットに入れて装着することができます。

インスリンポンプによるインスリン注入方法とは?

インスリンポンプによって体内にインスリンを注入する方法は、基礎(ベーサル)注入と追加(ボーラス)注入という2種類があります。

基礎(ベーサル)注入

血糖を正常に保つために、少量のインスリン(基礎インスリン)を、24時間連続的に注入します。

追加(ボーラス)注入

また、食事や間食にあわせて、高血糖を正常値に戻すために必要なインスリン(追加インスリン)を簡単なボタン操作で注入します。

 

インスリンポンプのメリット

外出時のインスリン注入の人目を気にする必要がなくなる

インスリンポンプは、針の交換が3日に1度で済むため、外出先で注射器を取り出したりする必要はありません。

現在、インスリン注射をしていて、「外出先でインスリン注射をする時、人目が気になる」、「外食の時にどこでインスリン注射をすればよいかわからない」という悩みを抱えている方にとっては、非常に大きなメリットではないかと思います。

生活スタイルに合わせたインスリン注入が可能

インスリンポンプは、簡単なボタン操作で、インスリン注入を途中で止めたり、注入量を変更したりすることができます。

そのため、平日と休日など、活動スタイルに合わせてインスリン注入量を変えることもできますし、好きな時間にお風呂に入ったり、運動したりすることができます。

簡単な操作で追加(ボーラス)注入もできるため、急な外食のお誘いにも慌てずにすみます。

良好な血糖値コントロールによる合併症のリスクの低下

インスリンポンプを使用すると、基礎インスリンを時間帯ごとに細かく設定できるため、より良好な血糖コントロールが可能になると言われています。

網膜症、心血管の障害、神経障害、腎障害などの合併症リスク が低減されることが、臨床試験などで明らかになっています。

インスリンポンプ利用者の満足度

インスリンポンプを実際に使用している方のインスリンポンプに対する満足度は非常に高いようです。

 「生活の自由度が増しただけでなく、血糖コントロールも非常によくなりました。」

「ポンプにして5年、HbA1Cが苦労なく4~5%台に留まっています。」

という方もいらっしゃいました。

 

インスリンポンプのデメリット

外出時のインスリン注入の人目を気にする必要がなくなる、合併症のリスクが低下するなど、メリットが多いインスリンポンプですが、デメリットもあります。

インスリンポンプのデメリットをまとめてみました。

インスリンポンプの取り扱い医療機関が少ない

日本では欧米に比べて、インスリンポンプの普及が遅れていることもあり、インスリンポンプを取り扱っている医療機関がまだ少ないようです。

「近くにインスリンポンプ療法について相談できる専門医がいないため、通院に交通費や労力がかかる」という悩みをお持ちの方もいらっしゃいます。

インスリンポンプ療法の相談ができる医療機関を検索するには、こちらのサイトが便利です。

インスリンポンプ療法の相談ができる医療機関検索

インスリンポンプを使い慣れるまでが大変

個人差もありますが、インスリンポンプの装着に慣れるまでには少し時間がかかります。

インスリンポンプは慣れてしまえば、「付けていることも忘れてしまう」という方も多いようですが、使用を開始したばかりの頃は、挿入部位やポンプを装着すること自体に違和感を覚えるケースも少なくありません。

また、使用当初は機器の使い方に慣れていないため、トラブルを生じることもあります。

インスリンポンプの操作方法、故障 した時の対応、体調不良時の対処方法などについて、担当医師からしっかり説明を受けることが大切です。

インスリンポンプ利用者の不満

実際に使用している方の満足度が非常に高いインスリンポンプですが、不満を訴える声もあります。

インスリンポンプ療法によってQOLが大変よくなっていますが経済的負担がその分大変きついです。慢性疾患であるため安心して治療に専念できるようにしていただきたい。

という声がありました。

インスリンポンプについては、費用がかかるという不満の声が多いようです。

 

インスリンポンプの費用(医療費)

「糖尿病ネットワーク」が実施したインスリンポンプの医療費に関するアンケート調査によると、インスリン注射からインスリンポンプに変更した方の自己負担額の変化について、「高くなった」と回答している方が約半数、いらっしゃいました。

ちなみに、「あまり変わらなかった」とする方は、全体の32%でした。

「インスリンポンプ療法を行うために、国や自治体からの医療費助成があったらよいと思いますか?」という質問に対しては、53%の方が「切実にそう思う」、31%の方が「思う」と回答していました。

 

インスリンポンプ使用による医療費の負担額の増加

2012年4月に行われた診療報酬改定により、インスリンポンプを使用すると「間歇注入シリンジポンプ加算」として、プログラム付きシリンジポンプの場合は2500点、それ以外のシリンジポンプは1500点加算されるようになりました。

インスリン注射の場合と比べると、インスリンポンプを使用した場合の月々の医療費は約5千円~8千円程度、高くなると言われています。

 

外出時に人目を気にする必要がなくなるインスリンポンプのメリット、デメリット、費用まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回は、外出時のインスリン注射の悩みを解決するインスリンポンプの基本知識、メリットとデメリット、費用などについて、ご紹介しました。

インスリンポンプを使用してみたいけど、相談できる病院がどこにあるのかわからないという方は、こちらのサイトが便利です。

インスリンポンプ療法の相談ができる医療機関検索

 


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