尿の泡立ち、甘いにおい、頻尿、多尿は糖尿病性腎症の症状かも

糖尿病と診断されている、または疑いがあり、尿の泡立ち、普段と違う匂い、多尿、頻尿などが気になる場合、糖尿病の三大合併症の一つ、糖尿病性腎症が進行している可能性が高いです。

今回は、糖尿病を発症してから10年程度で現れる可能性が高いと言われている糖尿病性腎症の尿の泡立ち、匂い、頻尿などの症状の特徴、原因、治療、予防法などについて、まとめてみました。

 

糖尿病性腎症とは

糖尿病性腎症は糖尿病と診断された後、血糖値管理がしっかり行われていない場合、約10年程度で発症することが多いと言われている糖尿病の三大合併症の一つです。

腎臓は、体の中で不要になった老廃物を尿として体の外に排出するというとても大切な働きをしている臓器です。

腎臓の中の糸球体と呼ばれる場所では、血液をろ過しているのですが、この糸球体は毛細血管の塊でできているため、高血糖の状態が長く続くと、ダメージを受けてしまいます。

この状態を糖尿病性腎症と言います。

糖尿病性腎症についてのわかりやすい解説は、【糖尿病3分間ラーニング】の動画もおすすめです。

糖尿病腎症の症状

糖尿病性腎症の症状の一つ、尿の泡立ちの特徴

尿の泡立ちは糖尿病性腎症で、よく見られる症状の一つです。

尿が泡立つ原因は、尿に蛋白が混ざっているためです。

ただし、尿が泡立つからといって、必ずしも糖尿病性腎症というわけではありません。

特に異常がなくても尿が泡立つ場合もありますが、その場合、通常はしばらくすると泡が消えます。

糖尿病性腎症が疑われる尿の泡立ちの特徴は、しばらくしても泡が消えないことです。

尿の泡立ちが毎回見られて、泡がなかなか消えないという場合は、早めに病院で相談しましょう。

普段と違う尿のにおいは糖尿病腎症の典型的な症状の一つ

糖尿病になると、ブドウ糖の代わりにケトン体が使われ、そのために尿が甘酸っぱいようなにおいになると言われています。

リンゴや柿などの果物が腐ったようなにおいと表現する人も多いようです。

ケトン体はアセトンやアセト酢酸などの脂肪酸を代謝した時に生じるもので、体の中でエネルギーを生み出す過程で発生します。

多尿や夜間頻尿も糖尿病腎症の症状

糖尿病が原因で、多尿や夜間頻尿などの症状がみられる場合もあります。

血液内の血糖値を下げるために、のどが渇くために、水分を多く摂るようになることが、多尿・頻尿につながります。

また、高血糖の状態が長く続くと、神経が障害されてしまうために、尿意を感じづらくなったり、夜間頻尿になるケースもあるようです。

塩分のとり過ぎも、水分を多く摂ることにつながりやすいので、注意が必要です。

無症状のまま糖尿病腎症が進行することも

糖尿病性腎症は、一般的には自覚症状のないまま、進行すると言われています。

尿の泡立ち、におい、多尿、頻尿などの自覚症状に気づいたときには、糖尿病性腎症がかなり悪化している可能性もあります

尿の異変に気づいたら、早めに病院で相談するようにしましょう。

 

糖尿病腎症の治療

人工透析ーイメージ

糖尿病腎症で尿毒症になると、人工透析が必要

糖尿病性腎症が進行すると、血液の中に老廃物が溜まり、尿毒症になります。

尿毒症の状態になると、 人工的に老廃物や不要物を血液中から取り出すために、人工透析に頼らないと生きていくことができなくなります。

人工透析のうち、9割以上の方が受けている血液透析では、現在、週3日の通院が必要で、毎回、約4時間程度の時間がかかるため、日常生活の中での負担も大きくなります。

現在、毎年新たに人工透析を必要とする原因の第1位は糖尿病性腎症です。

糖尿病腎症の食事療法

また、糖尿病性腎症になると、糖尿病の食事療法にプラスして、慢性腎不全の食事療法が必要となります。

慢性腎不全の食事療法は、タンパク質の制限が重要と言われています。

糖尿病の食事療法とは異なる内容の食事指導をされるため、戸惑う方も多いそうですが、疑問点は担当の医師や管理栄養士にしっかり確認するようにしましょう。

また、水分の摂取制限が必要になる場合もあります。

 

糖尿病腎症の予防法と早期発見のための検査

糖尿病腎症の予防法

糖尿病性腎症は、血糖コントロールが悪いと、糖尿病と診断されてから約10年くらいで発症すると言われています。

予防するためには、食事療法や運動療法で、血糖値をコントロールすることが一番です。

また、糖尿病性腎症は、高血圧、高食塩・高タンパクの食習慣、脂質異常症、肥満により、進行が早まると言われていますので、塩分や脂分の摂取を控えめにすることも大切です。

糖尿病腎症の早期発見のための検査

糖尿病性腎症を早期発見するためには、微量アルブミン尿検査が有効だと言われています。

微量アルブミン尿検査は、尿の中に含まれている微量のアルブミンを検出する検査法です。

糖尿病性腎症はほとんどの場合、自覚症状がないまま進行するので、糖尿病の方は最低でも年1回は微量アルブミン尿検査を受けるとよいでしょう。

 

糖尿病性腎症の尿の症状、治療法、予防策まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回は、糖尿病を発症してから10年程度で現れる可能性が高いと言われている糖尿病性腎症の尿の泡立ち、匂い、頻尿などの症状の特徴、原因、治療、予防法などについて、ご紹介しました。

尿の泡立ち、匂い、頻尿など気になる症状がある場合は、早めに病院で相談しましょう。


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