糖尿病だけど甘いものがやめられない、お菓子が食べたいという方へ
糖尿病だけど甘いものがやめられない、どうしてもお菓子が食べたいという方は多いようです。
私自身も健康診断で2年連続、糖尿病予備軍と診断されても、大好物のシュークリームやチョコレートを毎日食べていました。
今回は、私のように「甘いものがやめられない」、「どうしても甘いものが食べたい」という糖尿病の方に向けて、甘いものを食べても、血糖値の上昇を穏やかにする食べ方の工夫や血糖値を上げすぎない糖質オフのお菓子などをご紹介します。
この記事の目次
糖尿病だけど甘いものがやめられない方はとても多い
糖尿病患者さんと医療スタッフのための情報サイト「糖尿病ネットワーク」が実施したアンケートの結果によると、糖尿病患者の方々の3人に2人が間食をとっているそうです。
糖尿病の方の食事療法では、甘いものなどの間食が禁止されていることも多いのですが、このアンケートに回答している糖尿病患者の方々の59%は「間食は原則禁止されている」と回答していたそうです。
つまり、多くの方は、病院での食事指導に従わずに、甘いものを「隠れて」食べているということになります。
甘いものがやめられない糖尿病患者の方は罪悪感を感じている
アンケートの回答の中には
甘味類が好きで、つい手が出てしまう、気をつけてはいるが止めてはいない。
止めなくてはならないのに止めれない自分が歯痒い。
など、罪悪感を感じながら、甘いものを食べていることが感じ取れるコメントも多く見られました。
禁止されると余計に食べたくなる→甘いものを食べると罪悪感を感じる→罪悪感がストレスとなり余計に甘いものを食べてしまう
という悪循環に陥ってしまいがちです。
このような悪循環に陥っている方は、罪悪感を感じずにおいしくいただける方法を考えることをまずは優先することをおすすめします。
医療スタッフも甘いものがやめられない方の指導に悩んでいる
「糖尿病ネットワーク」が実施したアンケートには、糖尿病の方の食事療法を担当している医療スタッフを対象としたものもありました。
医療スタッフのコメントの中には
仕事の関係(時間が不規則、残業で帰りが遅い)などで空腹を感じる患者が、どうしても手軽な菓子パンなどをとってしまう傾向がある。コンビニなどで手軽に入手出来、尚且つ、ある程度の満腹感が得られる間食を指導するのが難しい。
間食がやめられないという患者さんの気持ちが痛いほどわかるので、ついつい甘い指導になってしまいます。
というような、医療スタッフの苦悩が垣間見えるものもありました。
糖尿病の方も罪悪感に悩みながら甘いものを食べているようですが、医療スタッフの方々もまた甘いもの好きな糖尿病の方にどのような食事指導をするべきか悩んでいるようですね。
糖尿病の方が甘いものと上手に付き合う方法
糖尿病になったら甘いものは禁止するべきか?
糖尿病の食事指導では、間食は原則禁止としていることも多く、「糖尿病=甘いものは禁止」というイメージが強いかもしれません。
ですが、大切なのは甘いものを食べないことではなく、血糖値をコントロールすることです。
同じ甘いものを食べても、食べ方を工夫することで、血糖値の上昇を緩やかに抑えることはできます。
私は糖尿病になったからといって、甘いものを完全に禁止するのではなく、甘いものを食べながら、血糖値の上昇を抑える工夫をするべきだと思います。
甘いものを完全に禁止してしまうと、糖尿病が改善されるどころか、逆に悪化する結果になる危険性があるのではないでしょうか。
例えば、ストレスが増えて食べ過ぎてしまったり、「寿命が縮まってもいいから甘いものを好きなだけ食べる!」とヤケになって治療を放棄してしまったりするケースもあるようです。
甘いものを食べても血糖値の上昇を緩やかに抑える方法
ライブドアニュースの記事によると、甘いものがやめられない方に対して、昭和大学兼任講師・埼玉医科大学非常勤講師で医学博士の平松類先生は
血糖値の上昇をゆるやかにしてあげることが大切です。コーヒーをカップの半分まで飲んでから甘いものに手をつけてください。
クロロゲン酸という成分が糖の吸収を緩やかにし、過食予防にもつながります。
とアドバイスしているそうです。
コーヒーを飲む習慣がある方には、血糖値を抑制する効果が臨床試験でも確認されているトクホのコーヒーもおすすめです。
血糖値の上昇が穏やかな糖質オフのお菓子
糖尿病の方や糖質制限をしている方にも、おいしいお菓子を楽しんでほしいという思いから、糖質オフのおいしいお菓子を販売しているメーカーもあります。
こちらの記事では、通販で買える糖質オフのお菓子(水ようかんなどの和菓子、ケーキ、焼き菓子、プリン、チョコレート菓子など)を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
参考記事:【糖尿病でも食べられる糖質オフお菓子通販】贈り物にもおすすめ!
どれも血糖値に影響がなく安全性も確認されているエリスリトールという甘味料を使用したおいしいお菓子です。
コンビニで手軽に買えるお菓子としては、ソイジョイも血糖値の上昇が緩やかだと言われているので、おすすめです。
参考記事:糖尿病の方の間食におすすめのSOYJOY(ソイジョイ)糖質量が少ないのは?
糖尿病だけど甘いものがやめられない方へ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回は、私のように「甘いものがやめられない」、「どうしても甘いものが食べたい」という糖尿病の方に向けて、甘いものを食べても、血糖値の上昇を穏やかにする食べ方の工夫や血糖値を上げすぎない糖質オフのお菓子などをご紹介しました。
糖尿病だけど甘いものがやめられないという方にとって、一番大切なことは、甘いものがやめられないことに対して罪悪感を持たないことだと思います。
罪悪感を持ちながら甘いものを食べていると、自分でも気づかないうちにストレスが大きくなって、食べ過ぎてしまったり、治療を途中で放棄してしまったりする危険性が高いです。
糖尿病は、治療を途中でやめてしまうと、本当に怖い合併症が待ち構えています。
参考記事:糖尿病を放置すると危険!合併症(失明、足の切断等)で後悔しないために
糖尿病は血糖値をコントロールさえできれば、合併症にもならずに、普通の人と同じように生活を楽しむことができる病気だということを忘れないでください。
自分が好きな甘いお菓子を楽しみながら、今回ご紹介したような工夫をしながら、上手に血糖値をコントロールしていけばいいんだという意識を持ちましょう!
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